麻世妙の森で蔦に絡まれる

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消えかけた大麻布の復活

麻世妙(まよたえ)は、誉田屋源兵衛さんが現代によみがえらせた、とても特別な大麻布です。

実はこの大麻布、縄文時代から使われていたとも言われるほど長い歴史を持っています😳

かつては日本人の暮らしに欠かせない身近な存在でしたが、戦後の法改正や時代の変化によって、その姿は少しずつ見かけなくなってしまいました。

そんな忘れられつつあった大麻布を、強い想いで復活させたのが、誉田屋源兵衛十代目・山口源兵衛さんです。

戦国と抗菌スプレーとロマン

麻世妙にはたくさんの素晴らしい特性があります。

・麻ならではの速乾性
・非常に優れた通気性
・冬はほんのり温かさを感じる保温性
・信じられないほどの抗菌性

以前拝見したYouTubeの対談で、源兵衛さんがこんなお話をされていました。

何百年も前の大麻布の切れ端を研究機関に持ち込んだところ、

「源兵衛さん、これ抗菌スプレーかなんかかけました?」

と聞かれたそうです😳

もちろん何百年も前の布ですから、そんなはずはありません🤣

それほどまでに大麻布の抗菌性の高さに驚かれたということなのでしょう。

源兵衛さんのツッコミが大変おもしろいので、何度も繰り返し視聴しています🤭

何百年も前の布が、現代の抗菌スプレーと間違えられるなんて本当に驚きです😳

また山口源兵衛さんは対談の中で、戦国武将は鎧の中に大麻布を着ていた、ともおっしゃっていました。

命がけの戦場のなか、傷を負った際に、抗菌性の高さが人々の安心につながっていたのかもしれません🍀

同時に、大麻布の優れた通気性や速乾性が、鎧の内部の蒸れを防いだり、快適な肌着として重宝されていたのでしょうか。

こんなに素晴らしい日本の宝を、山口源兵衛さんの情熱によって、時を超えて手にすることができるなんて、なんだかロマンを感じますし、とってもありがたいです☺️

真夏も真冬も、麻世妙アラベスク

夏は涼しく、冬は暖かく。
一年を通じて常に快適に着られるのが、麻世妙の大きな魅力です。

私と麻世妙との出会いは、中目黒の「きもの KAPUKI」さんで見つけた、白地に黒のアラベスクという名の反物でした。

このアラベスク(唐草)文様には、つるが途切れなく四方八方に伸びていく性質から、
古くより「永遠」や「長寿」、そして「一度巡り合ったご縁がずっと続いていく」という、
非常に豊かで美しい意味が込められているそうです😌
そんな意味が込められたアラベスクの文様は、見つめているだけで吸い込まれそうなモダンな美しさを持っています✨

麻世妙の反物は個体差があり、私のアラベスクは、やや厚めのしっかりとした生地感でした。

実は、誉田屋源兵衛さん側からは「こちらは少し厚手なので、真夏の浴衣としてお召しになるのはあんまり……」と、
ご心配の声をいただいていたのです。

ですが、どうしても浴衣として纏いたかった私は、

🐧 「汗だくになっても本望!」

と、ある種の覚悟を決めて東京の猛暑の中へと出かけました💦

夏の暑さが大の大の苦手な私😭
普通の綿の浴衣であれば間違いなく汗だくになるところだったのですが……。

なんと、汗もかかずに驚くほど涼しく、とっても快適に過ごすことができたのです😳!!
この麻世妙の計り知れないチカラには、私自身が一番びっくりしてしまいました!

さらにこの麻世妙の凄さは、冬の寒さの中で本領を発揮します。
氷点下のクリスマスパーティーに長襦袢を着て参加した時も、
外の厳しい寒さを感じないだけでなく、室内のガンガンの暖房にも汗だくにならず、
これもまた最高に快適でした🎄

一年着てみてしみじみ思う、
金鳥の夏、ハウスシチューの冬、麻世妙アラベスク😌

麻世妙愛という病

その後・・・色違いで紫もお迎えしました🟣




今では、
🐧「今後の人生で、新しく着尺を迎えるなら、すべて麻世妙だけにしたい。」(※浴衣以外🫣)
と本気で思っているほど、その魅力の沼に落ちています。

また、お手入れについて、
麻ですので水通しされていれば気軽に洗濯機で洗えるのも魅力ですが、

白と黒のアラベスク: コントラストの美しさを守るため、毎回プロのクリーニングにお願いしています。
紫のアラベスク: こちらは呉服店の方とご相談の上、安心してお出かけできるよう、パールトーン加工を施しました。

宝物ですので大切に、でもたくさん着用していきたいと思っています😊

歴史のロマン、驚くべき自然のチカラ、そして最高の着心地が詰まった麻世妙のお着物。

アラベスクの永遠は、麻世妙愛のことなのかもしれません🌳



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